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2025.06.12

歯周病にご用心⑧歯周病と全身疾患

歯周病とさまざまな全身疾患との関係について、多くの研究がされており、歯周病がからだ全体に関係があるということは、はっきりとわかっています。

歯周病が起こるということは、口の中に常に炎症が起きている状態です。炎症によって作られる毒性のある物質と歯周病原菌が血管から全身に入り、さまざまな臓器に悪影響を及ぼしています。

歯周病原菌や炎症性物質の体内への侵入経路については

①血液を介して全身にひろがる

②口から飲み込まれた歯周病原菌が腸内細菌叢に影響を及ぼし、腸管の病原体侵入を阻止するバリア機能を低下させる 

などが考えられています。

個々の疾患と歯周病の関係について、はっきりわかっている部分とそうでない部分があります。しかしながら、歯周病が全身に悪影響を起こすことも問題ですが、歯周病が原因で歯が抜けたり咬めなくなったりすること自体も、全身に影響を及ぼします。

歯周病は予防が可能で、治療を行うことで改善できる病気です。お口の健康を保つことは全身の健康に確実につながっています!歯周病は自覚症状に乏しいので、定期検診で確認しましょう!

 

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