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2024.09.05

むし歯は科学だ!④「歯の質(宿主因子)」に対する、むし歯予防の方法part2

前回はに対する、むし歯予防の方法についてでしたが、今回は宿主因子のもう一つの大きな要因となっている唾液に対するむし歯予防のアプローチについてお話していきます!

①洗口液の使用

 「むし歯は科学だ!②」にも書いたように唾液には様々な作用があり、その中の一つに緩衝作用というものがあります。

上記の図のように食事をとると口の中は一時的に酸性に傾き、脱灰が起こります。その後時間経過と唾液の力により元の状態(中性)に戻っていきます。唾液の緩衝作用とは、口の中にpHの変化が起きた時に元の状態に戻そうとする作用のことです。

元々、唾液の緩衝作用が低い人の場合は元の状態に戻すまでの時間がかかるため、

口の中が酸性に傾いている時間が長くなる=脱灰の時間が長くなり、むし歯が発症しやすくなります。

そこで当院でお勧めしている洗口液が「モンダミン リセットコートプロ」です!

pH調整剤の働きで食後の酸性状態をすばやく中和してくれます。さらに含まれている殺菌成分で歯の表面を守ってくれるのでむし歯予防効果がアップ!

食後10分以内の使用してもらい、その後歯磨きをしていただくのがおすすめです!

むし歯になりやすい方にはぜひ、使っていただきたい洗口液です。薄めたりする必要もないので、とても使いやすいですよ!

 

②唾液腺マッサージ

加齢やストレス、飲んでいる薬の影響などで唾液の分泌量が減ってくることがあります。唾液の量が減ると唾液の作用も低下すると考えられます。

そんな時は、唾液腺マッサージを行うことをおすすめします。

マッサージのタイミングはいつでも大丈夫です。ただ高齢者の方ですと、食事の前に行っていただけると食事もしやすくなるのでおすすめです。 

 

 

 

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