審美治療について
白く美しい歯で笑顔に自信を

歯にコンプレックスがあると、思いっきり笑うことができなくなってしまいます。反対に、イキイキとした笑顔は外見を良くするだけでなく、ご自身の気分も自然と上がります。
歯が欠けた、詰め物が取れた、銀歯を白くしたい、歯の形を整えたい――そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ審美歯科をご検討ください。
審美歯科は、見た目の美しさだけを追求するものではありません。欠けやすり減りなどのトラブルが起きた歯を、美しくかつ機能的に回復させることが治療の目的です。口元の印象を整えることで、自分らしく笑える喜びを取り戻すだけでなく、噛む・話す・笑うといった日常の動作も快適になります。
歯の見た目と機能性を両立させ、内面からの自信を取り戻したい方は、ぜひ辻堂の歯医者 辻堂よしおか歯科クリニック までご相談ください。
医学的アンチエイジング
「健康と若さを保ちながら年を重ねることを可能にする医学」と定義されています。
医学的アンチエイジングは、老化による身体と心の衰えを防ぎ、生活の質(QOL)を高く保たせていく医療です。
歯科医療においては科学的根拠に基づいた視点から治療・予防とともに口腔内から健康な状態へと導き、口元の見た目や美しさ、機能の向上を追求することでアンチエイジングへとなります。
当院の詰め物・被せ物の特徴
高精度の技工をご提供

見た目が美しいことだけを重視した審美治療では、むし歯の再発リスクがあります。技工物の精度が悪いと、歯と技工物の間に隙間ができてしまい、そこからむし歯菌が入り込む可能性があるためです。
そこで当院では、審美性が高いことはもちろん、技工物の精度にもこだわった治療のご提供を目標としています。高精度な技工物によってむし歯の再発を防ぎ、見た目の美しさも健康面も配慮した質の高い審美治療を行っています。 歯科医師が丁寧に歯型をとり、高精度な模型を作製します。
また、技術力の高い歯科技工所と連携することで、隙間のない精巧な補綴物のご提供を可能にしています。
精密な型どりで精度の高い治療
当院ではセラミック治療の型どりをシリコンで行わずに『Trios3』という口腔内スキャナーを使用して精密な型どりをおこなっております。
従来の歯型取りはシリコンの印象剤を歯に押し付けて行いますが、嘔吐反射が強い患者様には大きな負担となっておりました。TRIOS3は上記の画像のようにスキャナーで歯をなぞるだけでパソコンにデータを送る事が出来ます。そのデータを直接技工所に送って被せ物や詰め物を作製します。
従来の歯型取りはシリコン印象剤で歯型を取ったらそれを石膏が固まるまで待ってから被せ物や詰め物を作る技工所へ郵送で送ります。その為、患者様へ被せ物や詰め物をセットするまで時間がかかっていましたが、TRIOS3は歯型を取ったら技工所へそのままメールでデータを送れるため患者様のお口に被せ物や詰め物をセットするまでの時間を短縮することが出来るメリットもあります。
また、手動で行う歯型取りはどうしても石膏の収縮がありますがTRIOS3はデジタルの為、収縮などはなくより精度の高い歯型取りが可能です。
TRIOS3は自費診療となりますがご希望の患者様はお気軽にお申し付けください。
※セラミック治療は当日に治療完了は致しませんので予めご了承ください。
口腔内3Dスキャナー(IOS)の特長
高精度な型取りで正確な治療
口腔内3Dスキャナーは、高性能カメラでお口の中をスキャンし、コンピュータで立体的に再現します。従来の粘土による型取りと同等、あるいはそれ以上の精度で歯型を作ることが可能です。また、材料の変形が起こらないため、被せ物や矯正装置の作製など、精密さが求められる治療に最適です。
患者さんの負担を減らす快適性
従来の型取りでは、口の中に粘土状の材料を入れる必要があり、不快感や吐き気を感じる方もいました。しかし、口腔内3Dスキャナーは、スキャナーで歯をなぞるだけで型取りが完了するため、ほとんど不快感を伴わずに検査できます。
治療のスピードアップ
従来の型取りでは、石膏で模型を作るまでに時間がかかり、次の治療に進むまで待たなければならないこともありました。口腔内3Dスキャナーでは、スキャンしたデータをすぐに確認・共有できるため、歯科医師と技工士間でリアルタイムに情報交換が可能。これにより、治療計画がスムーズに進み、治療期間の短縮につながります。
再現性の高いデータと安全な管理
高性能カメラで細かい歯の形や歯茎の状態まで正確にデジタル化できます。データは長期間安全に保管でき、治療前後の状態を簡単に比較可能。また、データのバックアップも取りやすく、紛失のリスクが少ないため、安心して治療を受けられます。
銀歯を白い歯へ「メタルフリー治療」
銀歯が目立って気になる方へ
保険適用のむし歯治療では、むし歯になった箇所を削り、その部分に金属の詰め物や被せ物などいわゆる「銀歯」で修復することが一般的です。
しかし、金属の詰め物や被せ物による治療は以下のようなトラブルを招く可能性があります。
- 他の白い歯の中で銀歯が目立つ
- 銀歯の下がむし歯になる
- 銀歯がある箇所の歯茎が黒ずむ
- 金属アレルギーのリスクがある
そこで、銀歯をセラミックに変えることで、見た目の天然歯のように美しく、耐久性も良い歯を実現することが可能です。
セラミックは、天然歯に近い色が出ることから他の歯とも自然になじみ、劣化しにくく耐久性も高いです。
金属アレルギーなどの体への影響も少なく、表面に汚れも付きにくいです。
自費診療のため費用はかかりますが、審美治療は見た目の改善だけでなく、機能性・耐久性・安全性にも優れた治療です。お口の見た目にコンプレックスをお持ちの方、審美治療で魅了的な口元を手に入れ、自然で美しい笑顔を取り戻しましょう。
メタルフリー治療でアレルギーの心配いらず
むし歯が1本もないお口は望ましいものですが、むし歯になってしまった場合は治療を行わないと健康面でのリスクがあります。
そのとき、問題となる治療法は銀歯です。銀歯は保険適用のむし歯治療に用いられますが、アレルギーのリスクが高く、身体にやさしい素材とは言えません。銀歯をつくる素材が銀だけなら良いのですが、実際には金銀パラジウム合金という複数の金属が含まれた素材です。
これらの金属はイオン化しやすく、アレルギー反応を起こしやすいものです。金属アレルギーのある方に銀歯を適用できないのはこのためです。また、今アレルギーがない方でも、金属イオンが体内に蓄積されると突然金属アレルギーを発症する場合もあります。
他にも銀歯のデメリットが
銀歯は保険適用のため安価ですが、アレルギーリスクの他にも様々なデメリットがあります。歯科医院で銀歯が劣化していると言われたら、交換を考えてみましょう。
以下に銀歯のデメリットをご紹介します。
- 適合性があまり良くないため、むし歯が再発する可能性がある
- 金属イオンの溶け出しにより、歯茎が黒ずむことがある
- 素材の寿命が短い
- 汚れが付着しやすい
- お口の中で目立つ
詰め物(インレー)、被せ物(クラウン)種類
ジルコニア

| 審美性 | ○ |
|---|---|
| 耐久性 | ◎ |
| 清潔さ | ◎ |
人工ダイヤモンドとも呼ばれるジルコニアを使用します。強度が高いため、強く噛み合う奥歯にも使用が可能です。
セラミックと比較すると透明感は劣りますが、素材が白く、金属アレルギーや歯茎が黒ずむ心配もありません。
メリット
- 天然歯のような自然な透明感があり、周りの歯と調和の取れた色が再現できる。
- 唾液の吸収による口臭の心配が少なく、歯垢(プラーク)も付着しにくい。
- 金属アレルギーのリスクがない。
- セラミックの中でも強度に優れ、しっかりと噛める。
デメリット
- 自費診療のため高価。
- 天然歯より硬さがあるため、周りの歯や噛み合う歯を傷つける場合がある。
CAD/CAM冠
| 審美性 | ○ |
|---|---|
| 耐久性 | △ |
| 清潔さ | △ |
プラスチックとセラミックを混ぜ合わせてつくられた素材で、やわらかく周りの歯にもやさしい素材です。
第一小臼歯(正面から4番目)、第二小臼歯(正面から5番目)、下顎の第一大臼歯(下顎正面から6番目)がCAD/CAM装置(コンピューター上で設計・加工を行うシステム)を使用する場合、保険適用となりました。
ただし、下顎の第一大臼歯のみ、適応できるかどうかの噛み合わせ診断が必要となります。
メリット
- 保険が適用されるため、価格が比較的安い。
- 金属アレルギーのリスクがなく、歯茎も黒ずまない。
- 従来の保険適用素材(レジン)よりも丈夫。
デメリット
- 適用できる部位や条件が限定される。
- オールセラミックと比較すると見た目は劣ってしまう。
- 経年により、ツヤの減少や変色が多少ある。
- 吸水性があり衛生的ではない為、二次虫歯のリスクがある。
コンポジットレジン修復
| 審美性 | ○ |
|---|---|
| 耐久性 | △ |
| 清潔さ | △ |
コンポジットレジン修復は、歯をすべて削ることなく、可能な限り健康な歯を残しながら行う治療です。
天然歯の色に合った合成樹脂を歯に直接盛って形を整えます。
メリット
- 歯を削る量が少なく、健康な歯を残せる。
デメリット
- 経年による変色や劣化がある。
- 吸水性があり衛生的ではない為、二次むし歯のリスクがある。
詰め物・被せ物の素材比較表
耐用年数・再発率の比較
| 項目 |
コンポジットレジン |
CAD/CAM冠 |
パラジウム(銀歯) |
ジルコニア |
|---|---|---|---|---|
|
概要 |
コンポジットレジンとは、歯の修復に使われる白いプラスチックとセラミックの複合材料です。むし歯治療や欠けた歯の修復、審美的な改善(すき間・変色・形の補正など)に幅広く用いられています。 |
CAD/CAM冠とは、「コンピューターによる設計(CAD) と コンピューターによる加工(CAM) を組み合わせて、歯の詰め物や被せ物などを精密に製作する技術」です。 |
「銀歯」とは、主に保険診療で使用される金属製の詰め物・被せ物の総称です。正式名称は「金銀パラジウム合金」で、見た目が銀色であることから一般的に“銀歯”と呼ばれています。 |
ジルコニアとは、人工ダイヤモンドにも使われるほど硬く、美しく、体に優しいセラミック素材の一種で、高性能な歯科材料です。 |
|
耐用年数 |
2年~10年ほど |
3年~10年ほど |
5年~10年ほど |
10年~20年以上 |
|
むし歯の再発率 |
5~20%ほど |
10~20%ほど |
15~25%ほど |
3~8%ほど |
ホワイトニング

年齢を重ねるにつれて、歯の黄ばみやくすみが気になってきたり、毎日の食事やコーヒー・紅茶・赤ワインなどの飲み物で歯に色素がついたりすることがあります。こうした汚れや黄ばみは、自宅でのブラッシングだけでは落としきれないことが多く、口元の印象にも影響します。
そんな方におすすめなのが、歯科医院で行うオフィスホワイトニングです。専門の薬剤と光を用いることで、短時間で歯を白くできます。歯の色が白くなることで、笑顔に自信を取り戻し、印象も明るくなります。
また、施術中に歯がしみやすい方には知覚過敏抑制剤を使用し、痛みを抑えながら安全に白さを引き出すことが可能です。
