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セルフケアとプロケア①セルフケアについて

フッ素  / むし歯・う蝕  / 唾液  / 歯周病

セルフケアの基本は、歯ブラシによる歯磨きです。

歯磨きでプラークを取り除くと(プラークコントロール)、細菌数も減少するので、むし歯や歯周病の予防につながります。高齢の方の場合は、細菌数が減ることによる誤嚥性肺炎のリスクも下げることができます。

歯ブラシだけでは取り除くことのできない歯と歯の間に対しては、デンタルフロスや歯間ブラシの併用も大切です。(補助的清掃用具の使用)

歯磨き粉やうがい薬を使うことで、そこに含まれている薬用成分による効果も期待できます。

他にも、むし歯予防や再石灰化促進等の目的で作られたデンタルガムなどの商品や、シュガーレスや代用甘味料を用いた製品を選ぶ等も、大きな目で見るとセルフケアに含まれてくるのではないかと思います。

次にセルフケアのタイミングについて。

朝、起きた時に口臭が気になったり、粘着きを感じたことはありませんか?それは、寝ている間に口の中の細菌が増えてしまうことが、原因の一つです。なので、朝ご飯を食べる前に水でブクブクうがいをして細菌を吐き出してあげましょう!洗口液は食事の味に影響が出ることがあるので、使用には注意が必要です。食後はブラッシングを行います。

お昼のケアは、食後のブラッシングができればベストですが、うがいだけでも効果があります。うがいで食べかすを減らし、細菌の餌を取り除いてあげましょう。またうがいを行うと、お口の中が中性に戻りやすくもなります。その際に、うがい薬を使えるとより効果ありです!

一日の中で1番時間をかけてブラッシングを行ってほしいのが夜(寝る前)です。

 

寝ている間は唾液の分泌量が減少するので、唾液のいろいろな作用の効果が減少し、細菌が繁殖しやすくなるからです。

口の中を守ってくれる唾液の減少に備えて、寝る前にブラッシングで細菌数を減らしておくことが重要です。疲れていても、眠たくても、しっかり時間をかけて行いましょう!

 

セルフケアは継続が大切です。自分に合った製品等を知り、楽しく行えるといいですね!